バックアップ・データ復旧・完全消去は何が違う?目的別の選び方

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パソコンのデータに備える方法として、バックアップ、データ復旧、完全消去という言葉があります。いずれもデータを扱う作業ですが、必要になる場面は同じではありません。

故障や誤操作に備えて別の場所へコピーしておくのがバックアップです。消えたデータを取り戻すのがデータ復旧、パソコンを手放す前にデータを読み出せない状態にするのが完全消去です。目的が違うため、一つのソフトですべてを代用できるとは限りません。

3つの違い

方法必要になる時期目的
バックアップ端末が正常に動いている間データの予備を別の場所へ保存する
データ復旧削除や故障などでデータを読めなくなった後残っているデータを取り出す
完全消去端末や記録媒体を売却・譲渡・廃棄する前第三者がデータを復元できない状態にする

データ復旧は、必ず成功するものではありません。完全消去を行った後は、そのデータを元に戻せません。作業を始める前に、残したいデータと手放す機器を確認してください。

端末が動いているうちにバックアップを取る

写真や文書、仕事で使うファイルなど、失うと困るデータは、パソコンとは別の場所へ保存してください。外付けドライブのほか、利用条件を確認したうえでクラウドストレージを使う方法もあります。

IPAは、ランサムウェア対策として、バックアップ用の媒体を使わないときはパソコンやスマートフォンから切り離して保管し、保存したデータを実際に開けるか確認するよう案内しています。接続したままの外付けドライブは、パソコンと一緒に被害を受ける可能性があります。

消えたデータを取り戻したいとき

必要なファイルを誤って削除した場合や、記録媒体を読み込めなくなった場合は、データ復旧ソフトや専門業者が選択肢になります。ただし、削除後も同じ端末を使い続けると、残っているデータへ新しい情報が上書きされることがあります。

異音がする、何度も接続が切れる、端末が記録媒体を認識しないといった状態では、操作を繰り返すことで状況が悪化する可能性があります。仕事のデータや代わりのない写真など、重要度が高い場合は、早めにメーカーや復旧事業者へ相談してください。

パソコンを手放す前の完全消去

ファイルをごみ箱から削除したり、ドライブを通常の方法で初期化したりしても、データが残る場合があります。IPAも、廃棄・売却したパソコンやハードディスクから復旧ツールでデータを読み出される可能性があるとして、消去ツールや専門業者の利用を案内しています。

完全消去を行う前に、残したいファイルのバックアップを確認してください。会社から借りている端末や業務データが入った機器は、個人の判断で消去せず、勤務先の返却手順に従ってください。

AOSストアで扱っている製品

AOSストアは、AIデータ株式会社が運営するソフトウェアの直販サイトです。データ復元の「ファイナルデータ」、データ消去の「ターミネータ」、データ移行やバックアップ関連の製品などを扱っています。

購入前には、使用しているOSと記録媒体への対応、ダウンロード版とパッケージ版の違い、利用できる台数を確認してください。データを読み出せない原因によってはソフトで対応できないため、復旧を保証するものではない点にも注意が必要です。

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